泉旺同窓会 東京学芸大学教育学部附属大泉中学校
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大泉今昔

2013年6月掲載
大泉附中、東京都中学サッカー春季大会で優勝(昭和32年)
泉旺会の皆様は、我々の母校大泉附中サッカー部が、東京都の中学校大会で優勝したことがあるのをご存知でしょうか。

昭和32年の東京都中学校サッカー春季大会(新人戦)で、私達9期生のチームが当時常勝の教育大付属中を決勝で破って優勝した実績があるのです。当時まだサッカーがマイナーの時代に、既にサッカーの面白さに取り付かれてボールを追いかけていた若人達が大泉附中にいたのです。

私たちが1年生の時は、サッカー部は正式なクラブではなく、特別クラブとして少人数で細々とボールを蹴っていましたが、我々9期生にはサッカー好きが多く、その人たちが次々と入部して我々が2年生になった昭和31年春に正式なクラブになりました。

そのメンバーでの初の練習試合は、区立大泉中と行い、0:7のスコアで大敗しました。この惨敗がこのチームの原点となりました。

この頃、試合の時はまだユニフォームがなく、皆で池袋の端切れ屋に行って緑色の厚手の端切れを買い、背番号とFSC(附中サッカークラブ)の文字を切り抜いて、家で白のシャツに縫い付けてもらったウェアを着ました。

また、この頃、竹腰重丸著の「サッカー」という本が発刊され、皆で読んで各ポジションの役割や練習方法などを勉強しました。因みに当時はWMフォーメイションが主流でポジションは、フォワード・ハーフバック・フルバック・ゴールキーパーと呼ばれていました。

自分たちで練習を重ねるうちに力もついてきて、練馬区の強豪区立旭ヶ丘中などとの練習試合でも何とか対等に戦えるようになってきました。

31年秋の東京都中学サッカー大会では、1回戦で広尾中に勝利し、公式戦初勝利を挙げたものの、2回戦では優勝した教育大附中に0:3で敗れました。この試合は負けた悔しさよりも、教育大附中はさすがに上手いなあと実感した試合でした。

次の公式戦は32年2月の練馬区中学サッカー大会でした。1回戦は練馬中に8:0で圧勝。この試合で自信を付け、次の2回戦は区立大泉中に2:0で勝ち、決勝戦では、武蔵中と1:1で引き分けました。この大会では、決勝まで駒を進めて引き分けたことよりも、1年前に0:7で大敗した区立大泉中に勝つことができたということが私たちにとっては嬉しいことでした。

32年4月の東京都春季大会(新人戦)を前に顧問の茂木先生や担任の乾先生の計らいで、東京学芸大の会田勝先生のコーチを受けることになりました。大会まで、春休みの時間を割いて指導して下さった会田コーチから、私たちのチームは初めて本格的なコーチングを受けました。それまで自分たちだけでやっていた私たちにとっては、キックの基礎からチームプレーまで、とても新鮮で楽しい練習でした。次の練習が待ち遠しかったものです。

いよいよ会田コーチのもと、春季大会(新人戦)に臨んだチームは、1回戦で同じ練馬区のライバル旭ヶ丘中に1:0で競り勝って波に乗り、続けて石神井東中、広尾中を連破、逆ブロックから予想通り勝ち上がってきた教育大附中と決勝で対戦しました。

試合前半に、会田コーチ仕込みのオープン攻撃から2点を先取しました。後半、相手にコーナーキックから直接得点を許しましたが、バックスの忠実な守備で守りきり2:1で勝利を収めました。当時常勝と言われた教育大附中は想定外の2点ビハインドに焦りがあったようでした。

この優勝は、会田先生のコーチングなくしてはありえないものでした。サッカーは技術・体力だけではなく、気力とチームワークと頭でやるものだという先生の教えとそれが実践できたことはその後の人生にとって大事な指針となりました。また、茂木先生と、決勝戦で得点を挙げた田代・西村の両君が既に故人であるのが残念です。

サッカー部、9期生のメンバーは次の人達でした。
GK: 廣瀬英雄  FB: 山本昭夫・成田重雄・中村哲夫  HB 服部忠生
金木弘・篠田義一・亀田英夫・森田直樹  FW: 内田幸完・塩村武彦
中本攻・秋山正雄・田代忠之・西村功・小野直・吉村作治

サッカー部のチームメイトを含めて私達9期生は様々な分野で活発に活動していますが大変まとまりがよく、卒業後ほぼ2年に1回の同期会を現在まで続けており、附中時代に受けた、勉強にしてもクラブ活動・生徒会活動にしても押し付けではなく、自分たちで考えて行動するという優れた教育のありがたさを身にしみて感じています。

以上、大泉附中のサッカー部都大会優勝の経緯を記しました。
尚、我々のチームは全員同期の者でしたが、この優勝を知って入部してきた2年後輩の渡辺直紀君は後に早稲田大学のゴールキーパーとして活躍、ユニバーシアード大会の日本代表ゴールキーパーを務めました。

以上、当時のキャプテン故西村君に代わって、チームのゴールキーパー広瀬とセンターハーフ篠田が書きました。
また、同期の小浜(西脇)佐紀子さんが当時の校内誌「いずみ」や「泉旺会誌」などを保管しておられ、50年以上前の大会記録などを見つけ出してくれたのを参考にしました。 西脇さん、ありがとうございました。


 
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